雪崩注意報(那須)を無視して高校生の登山講習を決行?伏せろは正しい?

今日は栃木(那須)と福島、立て続けに

雪崩が起きたようです。

あまり大きな雪崩のニュースって聞かない気がしますが、

今日はかなり大きな事故となってしまいましたね・・・

スキーやスノーボードなど、

ウィンタースポーツに親しむ人は少なくないと思います。

雪山をレジャーとして楽しめるのは、

そこに「安全」があると信じているから。

今回の雪崩で、登山講習に参加した

48人の高校生が雪崩の被害を受け、

その内8名がすでに亡くなってしまったそうです

複数の高校が合同で講習を受けていたようですが、

実は前日に雪崩注意報が出ていたというのです。

つまり、今回の雪崩は予想が出来たということ。

それなのに、危険を承知で

なぜ今回の登山講習を決行したのでしょうか?

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雪崩が起きた原因は?

雪崩の前日、26日に、那須町に対して

27日いっぱい、雪崩注意報が出ていました。

実際の積雪の様子はと言うと、

27日午前1時には雪は積もっていなかったのに、

朝9時には33cmもの積雪が見られたそうです。

このように、短時間で一気に新雪が積もると、

雪同士がくっついて固まっていないので、

氷のように固まった古い雪との境目が

滑りやすく、雪崩が起こりやすいそう。

このように、表層の雪が崩れる雪崩を

表層雪崩」というそうです。

 

逃げる方法は?

表層雪崩は時速100~200kmという速さで、

発生地点から数km先まで届くこともあるそうです。

なので、肉眼で雪崩を見つけてから逃げるのは

ほぼ不可能ということになります。

twitterでは、万が一雪崩に遭遇した時のために

少しでも逃げ延びる方法が議論されていました。

 

現時点ではこれがベストな方法?

とっさにこんな冷静な判断が下せるかは

難しい問題ですが・・・

 

雪崩注意報を受けても登山講習を決行した理由は?

まず、この登山講習を主宰する団体から見ていきましょう。

主宰団体は?

栃木県高校体育連盟が毎年、雪山での登山講習を実施しているそうです。

参加する山岳部には強豪校もあり、

かなり力を入れているみたいですね。

ちなみに、参加していた高校は

  • 大田原高校
  • 那須清峰高校
  • 矢板東高校
  • 矢板中央高校
  • 真岡高校
  • 真岡女子高校
  • 宇都宮高校

で、大田原高校は全国大会に連続出場している

強豪校だったそう。

この大田原高校が、雪崩の被害を大きく受けた

先頭グループにいたそうです。

 

雪崩注意報を受けて一旦中止したらしい

会見を開いた栃木県教育委員会宇田貞夫教育長によると、

27日は茶臼岳への往復登山を予定していたが、

雪が激しく降る悪天候のため、午前6時に中止を決めた。

しかし、午前7時半になって、雪をかき分けて進む「ラッセル訓練」をゲレンデ周辺で実施することを決定。

なぜ危険な訓練をしようと判断したかについては、

「全く分からない・・・」のだそう。

そうですよね・・・

 

ラッセル訓練とは?

ラッセル訓練とは、ふわふわで分厚い新雪を

かき分けて進む練習のことだそうです。

そう、一夜にして30cm以上もの新雪が積もった今日は、

このラッセル訓練に最適なコンディションだったのです。

登山講習に参加したのは生徒と教員あわせて62名でしたが、

ラッセル訓練に参加したのは48名でした。

5つの班に分かれて訓練を開始したそうですが、

先陣を切って行った大田原高校の教員1名と生徒7人が

すでに帰らぬ人となってしまいました。

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ラッセル訓練を決行する判断を下したのは誰?

これはあくまで憶測ですが・・・

先陣を切った強豪校の教員が

グイグイ進めていったのかもしれません。

他の高校も、強豪校の判断なら・・・と

従ったのかも。

自分たちの腕前に自信があって、

雪崩を甘く見ていたのかもしれません。

大抵の人は、人生において雪崩に遭うことは

1度くらいなものでしょうし(いろんな意味で。)

 

「伏せろ!」と教員が叫んだらしい

一命を取り留めた生徒によると、

雪崩が起こったとき、教員の「伏せろ!」という

叫びが聞こえて、みんなそれに従って

伏せたそうです。が・・・

この判断には、かなり白熱した議論が寄せられています・・・

 

先ほども書きましたが、雪崩は

時速100〜200kmの速さで襲いかかります。

雪崩が起きそうな場所には近づかないのは鉄則ですよね・・・

 

教員も、雪崩の中で訓練したわけじゃないから、

雪の塊の勢いに、とっさに伏せなきゃ!と

思ってしまったのかもしれません・・・

 

結局、聞いたと言う生徒も極限状態だったわけで、

本当に「教員」が叫んだのかも分からないですけどね。

 

亡くなった8名の方のご冥福をお祈りいたします。

お怪我をされた40名の方も、どうか早くよくなりますように。

PTSDなども起こらないとは言えないですし、

心身のケアをしっかりしてあげてほしいと思います。

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3 件のコメント

  • 伏せると雪崩の底に沈みこみ、脱出は困難になるのでは?伏せていなければ、骨折はしても生存者が増えた可能性はあると思います。責任追及というのではなく、正しい常識を浸透させることは必要だと思います。

  • 一方で伏せるのが正しい(ただし正しい伏せ方でないと逆効果)との意見もありました。
    フェアに両方載せましょうよ

  • 何故に、雪崩注意報出てたのに決行したのか?死んだら終わりだよ。私なら、注意報を守り参加しない。

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