本日第2話放送のanone(あのね)!
1週間長かったです…
ハリカ(広瀬すず)が友達とバラバラになってしまい、
寂しいスタートですが…
カノンさんと会うことはできるんでしょうかね?
第2話では、例の大金が偽札だったことに気づいたハリカが
林田亜乃音(田中裕子)を問い詰めに行きます。
まだ、金を本物と信じている阿部サダヲと小林聡美が、ハリカを監禁⁈
今夜もハラハラさせてくれそうです。
さて、ハリカの愛車であるスケボー、
裏に何やら気になるイラストが描かれていますね。

天使とも取れるし、悪魔とも取れる、不思議な絵。
この絵、だれが書いたんでしょうか?
どんな意味が込められているのでしょうか?
絵を描いたのはハリカ本人?
辻沢ハリカ(広瀬すず)が、このスケボーにいつから乗っているのか
なぜ自転車ではなく、スケボーなのか?
それについては、まだ一切触れられていません。
なので、ここではスケボーについて予想するしかないのですが・・・
あの絵は、ハリカ本人が書いたのではないかと思います。
というのも、この絵、1話でハリカが両親に連れてこられた施設で、
おばあちゃん(倍賞美津子)に呼び出しを受けている部屋にも

あの絵が飾られていたのです。
まるで、更生施設のシンボルのようでした。
ハリカは、辛かった更生施設での思い出を
自分を守るために美化して記憶を書き換えていました。
なので、深層心理にあの絵が残っていて
心のよりどころとして、愛車であるスケボーに
あの絵を描いたのではないか?と思います。
でも、おばあちゃんとの思い出が
実は自分が無意識に書き換えたニセモノだと気づき、
そのうちあの絵もそのひどい施設にあったものだと気づく時が来るかもしれません。
そうなったら、ハリカはあのスケボーをどうするんでしょうか・・・
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あの絵は「忘れっぽい天使」
実はこの絵、ドラマのオリジナルではなく
元ネタがあったみたいです。
パウル・クレーというアーティストの作品。
↓同じ絵だ〜〜〜〜!!!
クレーの天使 |
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こちらの本は、クレーの絵画に谷川俊太郎が詩をつけたもの。
「悪魔っぽい」とか言っちゃいましたが、
ちゃんと天使だったんですね;
スミマセン;
パウル・クレーとはどんな画家?
恥ずかしながらワタクシ、パウル・クレーという方を知らなかったので
ちょっと調べてみました。
パウル・クレー(1879年12月18日 – 1940年6月29日)は
20世紀に活躍したスイスの近代芸術家です。

ダンディなイケメンですね。
独自の色彩理論に基づいて作品作りをしていたそうですが、
理論的と言えども作風はどこか柔らかく、
不思議な魅力があります。
音楽家の両親の元に生まれ、クレー自身もヴァイオリンに親しみ
その腕前はプロ顔負けなんだとか・・・
結婚した奥様もピアニストで、
絵を始めてからもヴァイオリンや音楽作りは
趣味としてずっと並行して続けていた模様。
筋金入りの芸術家ですね。
そして、anoneで使われている作品は、
忘れっぽい天使。

「オレでも描けそう〜!」
そう思うのも無理ないかも。
というのも、晩年のクレーは、皮膚硬化症という病を患い
手が思うように動かせなくなったそう。
画家としては致命的ですよね・・・
この「忘れっぽい天使」は、病に冒されてからの作品。
そんなわけで、単純な線で構成されているみたいです。
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